患者さんに起因するリスク
具体的な疾患名
喫煙
対処法
止める(減らしたでは効果がありません)
先生よりひと言
タバコがおいしいと感じる人は多いと思います。
禁断症状が起きた時にタバコを吸うため「おいしい」と「勘違い」しているだけです。
寝起きの一服が「おいしい」と感じるのは、禁断症状が出ている時間が長かっから=ニコチンの血中濃度が回復したからです。
ニコチン依存になっているから、ニコチンが切れるとイライラしたり集中力低下=離脱症状を起こすのです。
ニコチンは強力な血管収縮作用を持ちます。(血管が狭くなり、血圧が上がり、血流が低下します)
一酸化炭素は、酸素の200~250倍ヘモグロビンと結合しやすいので、全身が酸素不足になって(二次性の多血症をきたし)血液がドロドロになり、血栓ができやすくなります。
また、副流煙の方がそれぞれの有害物質が多いです。(ニコチン2.8倍、一酸化炭素4.7倍)
インプラントを入れることをキッカケとして禁煙をしましょう。
具体的な疾患名
糖尿病
対処法
内科の先生に薬で血糖値を下げてもらうしかありません。
内科の先生のコントロール次第です、あとは運動や食事のコントロールです。
ヘモグロビンA1cをできたら6台まで落としてもらえるのがいいですが(薬の量を変える/種類を変える)、でもすぐには下がりません。(半年くらいかかることもあります)
具体的な疾患名
ガン治療で放射線治療をした方(口腔ガン、もしくは副鼻腔ガン)
対処法
基本難しいですが、線量が少なければやれないことはありません。
手術前と後に、高圧酸素療法を(血液中の酸素濃度を上げる)併用します。
放射線治療によって骨がダメージを受けていて、代謝(骨を作ったり死んだり)が悪くなっていると、骨がもろくなっていることがあります。
具体的な状態
口腔内清掃が悪い方
対処法
歯科衛生士による指導及びモチベーションアップ
歯周病治療
先生よりひと言
頑張って磨いてもらうしか方法はないです。
具体的な状態
意識が低い
対処法
歯科衛生士による指導及びモチベーションアップ